2012年2月15日水曜日

岩波ジュニア文庫「これが原発だ カメラがとらえた被爆者」

フォトジャーナリストの樋口健二さんの本です。

福島原発の事故後、

「TVで連日放映している東電の記者会見は一体どこで行われているのだろう?」

「あ人たちは今、福島原発内にいるんだろうか?」

という疑問をもち、それがきっかけで読んだ本です。

岩波ジュニア新書から出ている中高校生向けの本なので、
私にもよくわかりました。比較的短時間で読めますよ。



私が購入したのは2011年7月5日刷の第8刷でした。
初版は1991年です。長い間重版されてきたのですね。

戦後日本の工業の発展に伴っての労働者と地域住民の悲惨な歴史もレポートされています。状況は中国の今と重なります。

目次
1 原発取材への道
1原発を動かすということ
2四日市公害を追って
3毒ガスづくりの被害者たち
4原発の時代へ

2 被爆に苦しむ人たち
1柏崎からのスタート
2被爆裁判に取り組む
3下請け労働者の苦悩
4重い口の被爆者を追って

3 原発の裏の顔に迫る
1表の顔と裏の顔
2内部の撮影に成功
3核燃料輸送を追跡する

 4 カメラは東南アジアへ
1核廃棄物に埋まる島
2放置された放射性廃棄物


原発は決してコンピュータだけで動くものではなく、毎日、大勢の日雇い労働者の人たちが危険な作業をしていること、そして、多くの人がそのために重病になったり、亡くなっていることを知りました。 また、日本のエネルギー産業の基本構造と体質は、20年前も今もほとんど変わっていないということも。

ぜひ、一人でも多くの人に手にとってもらいたい本です。

You Tubeにも樋口さんの講演の動画がいくつかアップされています。

樋口さんの講演


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